サヴァナーの街は、NYやワシントンDCと違ってとても
落ち着いていて、時間がゆっくりと流れている。
川沿いの石畳の道に馬車道があって、その横に大きな公園とショッピングモールが一緒になったような場所がある。
そこで絵葉書を買い、ベンチに座って日本に手紙を書いていると、50代くらいの白人のおばさんが話しかけてきた。「遊覧船のチケットを旦那さんの分と2人分買って戻ってきたら旦那がどっか行ってしまってて見つからないので、良かったらあなた私と一緒に乗ってくれない?」これはラッキー、ただで遊覧船に乗れる!というわけで、おばさんと2人で遊覧船に乗る。彼女の姪っ子さんがサヴァナーのアートスクールに通ってて今日は旦那さんと二人で姪っ子さんに会いに来て、その後サヴァナー観光をしているという事らしい。
言ってる事はだいたいわかるのだけど、こちらの言いたいことを上手く伝えられないのが悔しい。
彼女に「これからグレイハウンドバスでアメリカ大陸を横断するんだ」と話したら
Oh,You’re challenger! と言われた。ちょと嬉しい。
遊覧船から降りて、おばさんにお礼を言って、ホテルに戻る。
ホテル近くのバーガーキングに夕食を食べに行く。
そこでワシントンDCを出て初めて日本人に会ったので、話しかけてみる。
その人は横浜でコックをやっているという44歳の男性だった。
次の仕事を始める前に少し旅がしたくなった、と言ってた。
44歳と聞いて驚いた!とても44歳には見えない。すごく若く見える。その人もバイク乗りで北海道に2ヶ月ほどいた事、フロリダに住んでいた事、アメリカを横断した事、仕事の話等々いろんな話を聞いた。
こんなかっこいい40代に初めて会った。ものすごくかっこいい!全然おっさんじゃない!なんかうれしくて涙が出てきた。
彼はフロリダから友人が迎えに来るのでここで待っているとの事だったので、その友人が来るまでご一緒させていただいた。
あぁ、自分もこんな44歳になりたい!!本当にかっこいい!
彼が言ってた。分かり合えない知人を何百人持つより本当に分かり合える友を数人持ったほうが人生は豊かだよね、って。
もう、素敵すぎる!
遊覧船で会ったおばさんも、そして横浜の彼も素敵だった。
今日は良い日だった。
二人に会えただけでもアメリカに来て良かった。
※当時の日記そのまま書いていますがサヴァナーという街は存在せず、正確にはSavannah(サバンナ)でした。
僕の読み間違いでしたね。
Facebookの個人ページはこちら
facebook.com/Taka.Baba