センターラインのない1.5車線くらいの曲がりくねった山道を走っているとき、先の見えないカーブの先から「対向車が来る!」ってわかる時がある。
それって一種の予知能力だよね。
キャンプツーリングの夜、酒の席で(といっても僕はいつもシラフなのだが)後輩に話した。
酔っ払った後輩は
「いやいや、それは気のせいですよ〜(笑) 」
「毎回来るかも、来るかもって思って走ってるから本当に来たときに、あ、やっぱ来た!予知能力だぁ〜!って思うだけですよ〜 ガハハハ〜」
と一笑。
そのときは、なるほど、それも一理あるなと思ったのだけど、別の日にある年上の方とバイクの話になり、
「あのさ、バイクで細いワインディングを走ってる時に、、」
って話しかけたら
「カーブの向こうから車が来るのわかるやろ?」
って、全部話す前に言われてビックリ(@_@)
「なんで言おうとした事わかったんですか?」
と聞いてみる。
「俺も経験あるからな」とセンパイ。
「それは神経を研ぎ澄まして走ってるからだよ。危険回避能力ちゅうもんだよ。人間の五感がフル回転すると、微妙な空気の振動や変化を感じ取れるようになるんだよ、まぁ、第六感が働くテキなやつだな」と。
単なる気のせいなのか予知能力、第六感なのか真相はわからないけど、集中して走ってると先の見えないブラインドコーナーの向こうから対向車が来るかどうか、なんとなくわかるのだ。
いや、きっとある!バイカーテキ第六感!
オートバイで人は進化する!、、、きっと。 by TB