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あなたはどれだけセンスエリートですか?

当時僕は名古屋モード学園の夜間部に通ってたんだけど、その頃に買った雑誌、たしかマガジンハウス系だったから、ターザンだったかポパイだったかホットドッグプレス(書いててめちゃ懐かしい〜って思ったw)だったと思うけど、レーベンブロイの中綴じ見開き広告。

当時この広告に衝撃を受けて、

「うわぁ〜、絶対こういう大人になりたい!!」

って思った。

僕はこの広告を切り取りベッドの横の壁に貼って毎日寝る前に眺めてた。

ずっとこの広告の中の “大人” が僕の中の「カッコイイ大人」の指針であり憧れであり、目標だった。

今読み返すと中には代理店が無理矢理作ったんだろなぁ〜テキな内容も見え隠れするが、やはり今でもこんな素敵な大人になりたい、って思う。

あれから 四半世紀・・・。

う〜ん、どれだけセンスエリートになれたのだろうか?

いやぁ〜ハードルは高いなぁ〜^^;

 

「センスエリート」
1.30歳を過ぎても少年の好奇心が旺盛である。
2.謎めいた部分を持っている。
3.家庭のことはいっさい口にしない。
4.“仕事”という言葉を使いたがらない。
5.決して女性に男らしさを誇示しない。
6.汗を拭き拭き喫茶店の水を飲まない。
7.何を身につけても様になる。
8.健康のためのスポーツ、教養のための読書などはしない。
9.自分の持ち物、ファッション等に関しての入手先、値段を口にしない。
10.つきあいパーティーの類はいっさい顔を出さない。
11.本物と偽物を見ぬく眼を持ち、好き嫌いがハッキリしている。
12.オートバイに夢中になっても、スピードの魅力を口にしたりはしない。
13.一流の映画監督よりも三流の映画役者をこよなく愛す。
14.どんなに金があろうが、自分の生活を匂わせない。
15.文化人と呼ばれる人間の言うことは、簡単に信じない。
16.世の中についての安易な発言などはしないし、世論にまどわされることもない。
17.探検旅行が好きなうえに、旅慣れている。
18.むやみやたらに趣味をひけらかせない。
19.格闘技をこよなく愛する。
20.動物に対し親愛の情を抱いている。
21.クレジットで生活しない。
22.絵心を持っている。
23.仕事仲間よりも遊び仲間を愛する。
24.社会的名誉よりも個人的悦楽を優先する。
25.アメリカン・コレクションにうつつをぬかさない。
26.学校教育以外の独学で世界を織り、独自の美意識を身につけている。
27.ほどほどという平均値を、生きていくうえでの基準にしない。
28.ビール5~6杯で酔っぱらって愚痴をこぼすようなことはしない。
29.自己の行為に反省やら悔恨の情はいっさい抱かない。
30.他人が何と言おうが自分の信じる流儀はすべてにおいて貫き通す。
31.己のプライドを傷つけるものに対しては徹底して戦う。
32.数少なく信頼できる友を持つ。
33.“なんとなく”という気分はいっさいない。
34.淋しさをまぎらわすために、夜な夜な酒場で陰気な酒を飲まない。
35.最終的には一人で物事の決着をつける覚悟を持っている。
36.社会情勢、景気、不景気でコロコロ信条を変えない。
37.時間に追いまくられるような余裕のない生活に自分を追い込まない。
38.いつも、ここより他の地への夢想を密やかに胸に抱いている。
39.男には仕事に成功した時の喜びの顔よりも美しい顔があることを知っている。
40.群れない。
41.小さなことにも感動できる少年の心を持っている。
42.笑顔がさわやかである。
43.ウエストコーストを卒業。オーセンティックを好む。
44.長い長い船旅に決して退屈などしない。
45.性に対しての偏見を持たない。
46.女性遍歴の自慢話はしない。
47.アメリカの放浪よりも、ヨーロッパの漂泊。
48.セクシーであり、ワイセツではない。
49.名前を売るような行為はしない。
50.人に説教、訓戒の類いをいっさいしない。
51.イエス・マンではない。
52.学校教育に関しては無関心である。
53.部屋の壁には、デヴィッド・ホックニーのリトグラフ。
54.遠くを見つめているような神秘的な瞳を持っている。
55.深刻になったとしても、決して眉間に皺を寄せない。
56.群衆が熱狂する祭りのなかに身を投じ、魂を解放できる。
57.流行を創りだすことがあっても、決して追いかけない。
58.社会的地位を得たとしても、安閑としてしまわない。
59.ファッションでサングラスをかけない。
60.間違っても、女から「老けたわね」と言われない。
61.生涯を通し、イチかバチかの大冒険を少なくとも三度は体験する。
62.仕事か家庭かの選択を迫られるような生活はしない。
63.笑いはあらゆるマジメを超えていることをわかっている。
64.一生の住みかを構えようとは思わない。
65.自分が身を置いている現実のちっぽけさを知っている。
66.まったく貸し借りなしの人生。
67.滅びゆくもののなかに光る美を発見し、愛惜する情を持っている。
68.どんなことがあろうとも女性に対し暴力をふるわない。
69.郷土愛、祖国愛にしばられることはない。
70.相手の弱みにつけこんだりしない。
71.時として無償の行為に燃える。
72.大空への情熱、そしてアフリカへの憧れ。
73.場末の人間臭さを素直に愛せる。
74.一人旅、酒場での一人酒を楽しめる。
75.力の論理や数の論理に圧倒されることがない。
76.“世代”のワクでくくられないような道を歩んでいる。
77.神話世界に深い関心がある。
78.すがる為の神なら必要としない。
79.なにごとにつけ、女々しさを見せない。
80.ハタから見たら馬鹿げたことでも平気でやる。
81.人前で裸になれないような肉体にはならない。
82.感傷的な面もあるが、想い出にふけってしまうことはない。
83.自分だけの隠れ家を持っている。
84.食道楽等のおよそプチブル的道楽志向とは無縁である。
85.あらゆる判断と行動の基準は、美しいか、美しくないかである。
86.お湯でうすめたアメリカン・コーヒーは飲まない。
87.なにごとにおいても、節制によって自分を守ろうとはしない。
88.自然に渋くなることはあっても、自分から進んで渋さを求めない。
89.どこまでが真実なんだか、虚構なんだか定かでない世界に生きている。
90.金は貯えない。ひたすら遣う。
91.ヤニ取りフィルターなどを用いない。
92.生き方について、考え悩むことはしない。
93.愛誦の詩を心に持っている。
94.やたらハッピーな世界をつまらなく思っている。
95.失くし物をしても、探すようなマネはしない。
96.洗いざらしのスニーカーがいつまでも似合う。
97.女に対しては、ロマンチストである。
98.世に受け入れられない優れた芸や人を後援するが、表には出ない。
99.自己の内面にこだわる以上に、自己の外観にも気を配る。
100.No.1が必ずしもすばらしいとは思わない。

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