クッチャロ湖のキャンプ場で俺たちの後ろでテント張ってた70歳は超えていると思われるママチャリで旅してたおじさん。
夜中うなされているようで、
「うわぁーーー、うぉーーー!」と奇声を上げてた。
翌日クッチャロ湖から宗谷岬へ向かう途中、国道238号沿いにある猿払の道の駅で再びおじさんに出会った。
荷物(衣装ケース3つ)を下ろし、自転車のスポーク修理をしてたので、声をかけてみた。
「昨日クッチャロ湖に泊まっていらっしゃいましたよね?、僕らのテントの裏手にテント張られていましたよね。」
「ああ、湖のとこね、昨日は、、、そうだね」
「スポークの修理ですか?」
「あぁ〜、ちょっとね」
あまり人と関わり合いになりたくないようだけど、続いて聞いてみた。
「どちらからですか?」
少しうざい感じで(フッ)
昨夜の奇声といい、きっといろんな事情があって旅をしてるのだろう。
そして、どちらから、などという質問は愚問だったな、と理解した。
夏の北海道にはいろんなストーリーがある。